こんばんは、たかはしです◎
久しぶりにたくさん文章を書いてみます。
久々に書いてみようと思ったのはこの半年があまりにも濃かったからです。
あとかなり多くの人から「何者なの?」「今どうなってんの?」「仕事やめたの?」って言われることが増えたからです。
読んでもらったら少しはわかってもらえるかなあってやつです。
あ、仕事は全然やめてません!笑 相変わらず某IT起業でSEしてます。
よかったら最後まで読んでみてくださると幸いです。
また半年、しっかりと走れるように、再スタート切る意味も込めて、
思いっきり振り返ってみることにしました。
この半年はこんな感じでした。
1月:shabel 2ndアルバム『Restructuring of Rock』のREC
ロサンゼルス個展準備
2月:『Resructuring of Rock』リリースライブ
ロサンゼルス個展準備
3月:shabel全国流通盤『Restructuring of shabel』発売によりジャケデザイン関連制作
自社展示会ノベルティデザイン制作
ロサンゼルス個展準備
下北沢BlueMondayでtentライブ
グループ展『悪の建築展』作品制作&出展
4月:ロサンゼルスHive Galleryブース内個展現地にてオープニングパーティ参加
『Restructuring of shabel』無事にリリース
立川BABELでshabelライブ
5月:渋谷タワレコにてshabelインストアライブ
shabel次作を見据えて新曲制作開始
ロサンゼルスHive Gallery個展に続きグループ展参加させていただく
下北沢Lagunaでshabelライブ
6月:足立区役所レールウォーク記録展の写真壁画制作
shabel新曲制作
『Restructuring of shabel』リリースパーティ
こうしてみるとやっぱり怒涛だったなあと思います。
本当は、昨年末に決めた4月の海外個展に一本集中する予定でした。
確か胃腸炎になったときにふとんで決めたんでした!なつかしい!
日本ではこれまで何本か個展を打ってきたので、もっと自分のことを知らないところで
絵を発表してみたいなって思ったのでした。
自分の絵たちを海の外に出したときどんな反応があるのかを知りたくて、
自分から勇気を出してエントリーして、無事審査に通ったのでした。
思ったときにやらんとなあ!そんな一心でした。
そんな個展の準備を続けている中で、2月に自主制作アルバムを出したばかりの
2012年から続けてきたバンド「shabel」であまりにも大きすぎる話がありました。
全国流通。タワーレコード。
そんなきらきらキーワードが耳に入りました。
夢?夢なのかこれは、夢だこれは
いや、でも夢じゃない可能性も1%くらいあるかもって言い聞かせて、
夢にしたくない、現実にしたいって思って走ることを決めました。
そうして走ることを決めた結果、本当にタイトなスケジュールになりました。
たぶんこれまで生きてきて一番忙しくなってしまった!
いつもやりすぎって言われますが今回ばかりはやばかった。
初海外個展の準備をしつつ、英語で作品のこと説明出来るように頑張ったり、
CDリリースのためにジャケットの絵を描いて、はじめてのIllustratorやtumblrと格闘して。
ドッキリでもなんでもいいから信じてみたくて無我夢中でした。
shabelのデザイン関連を一通り終えて、個展で出す新作を描き終えて、
海外に絵を送って2月から習いはじめたばかりの英会話の力を頼りに一人アメリカへ飛びました。
そして、初の海外個展!
いっぱい書きたいことはあるけどアメリカで得たことはたぶん忘れないから、
バシッと感じたことだけまとめておきます。
着いてから2日間は現地で活躍しているアーティスト岡本大介さんに、
ギャラリーと美術館を「これでもか!」ってぐらい案内していただきました。
本当に刺激的な時間でした。
だって、日本の美術館やギャラリーじゃ誰もやろうとしないこと、さらっとやってるんです。
「なんだこれは!」って思うような展示空間がたくさんあって、
もはや想像を超えすぎてて笑っちゃうようなものもありました。
それがもう最高でした。常識とか限界とか無くって、飛び出してるんです。
めちゃくちゃにかっこよかった。ぶっ飛んでるとはこのことだ!
私も、収まってないでもっとぶっ飛ぼうって感じました。
何より刺激になったのはギャラリーを回っていく中で、
多くの日本人の作家の名前を見たことです。
たくさんの日本人がLAでアーティストとして生活している。
日本じゃやっていけないし見てもらえないから、外に出るんだって。
こんなこと、実際に足を運ばなかったらわからなかったです。
今、知ることが出来て本当によかったです。
もう一度アーティストとしての自分を見つめなおそうって心から思えました。
そしてメインイベントである自身の個展のオープニングパーティに参加し、
英語で自分の作品の説明をしました。たくさんの人が私の作品に興味を持ってくれて、
自分の求めていた生の反応を知ることが出来ました。
本当に嬉しかった。あ、ちゃんと私の絵を好きになってくれる人が、
この場所にもいるんだなあって、自信を持つことが出来ました。
それと同時に、もっと挑戦したくなりました。
作品を見てくれる人のなかに「なんでこっちに住まないの?」って言ってくたさる人がたくさんいて、
ギャラリーのオーナのNATHANも「1年に2回出て!」って言ってくれました。
早速有難いことに5月のグループ展にも出展させていただくことが叶いました。
とはいえ反省点のほうがたくさんあって、英語は繰り返し伝えても通じなかったり、
筆談になってしまうときもあってたくさん勉強しなきゃって思ったし、
もうちょっと郵送安くできただろとか、ギャラリーめぐるときにもっと勇気出して
自分のことアピールすればよかったとか、もろもろもろもろ
とにかく自分の足らないところをたくさん知れてよかったです。
反省を生かして絶対また作品を連れて海外に出たいと思います。
刺激を受けすぎたせいか飛行機は片道10時間以上ありましたが、
映画1本見たのとごはんの時間以外は基本ひたすら絵を描いていました。
10時間、割とあっという間でした。ANA快適です!
高くても快適さで選んでよかったってこのとき心底思いました。
アメリカで見た景色やギャラリーの写真は別途アルバムにまとめたいと思います。
アメリカに向かったのは4月6日で帰国したのは4月12日。
わけがわからないままとりあえず翌日からまた会社で、もりもり働く日々にまた戻りました。
そしてそのままshabelのリリース日の4月20日に向けて実感が沸かない中shabelのお知らせを始めました。
ほんとにCDがタワレコに置かれるのかしらって、どきどきしながら。
発売日の20日も普通に働いていたので、全然実感がわきませんでした。
そうしてようやく!
一日お休みをいただいて、shabelのメンバーと一緒にお店を回りました。
ゆうても、そんなにわかる場所に置いてあるわけないだろう!
そしたら。自分がいつも通っているタワレコに、CDが並んでた。
お店に入った瞬間にshabelが流れてて、試聴機に入ってて。
新宿のタワレコの柱に私が描いたジャケットの絵のポスターが
でかでかと貼ってあって、 shabelのポップを作ってくださってて。。。
渋谷のタワレコで、どかんと面だしされてて、嬉しすぎる手描きのポップ。
上原ひろみの隣に我々のCDがあったりして、
全国のタワレコさんから展開の様子が届いたりして、
タワレコのウィークリーチャートに入ったりして。。。
ようやく私は「夢じゃない」って思いました。
shabelは5年活動してきてるくせにライブを10本もやっていないのですが、
まさかあの渋谷タワレコでインストアライブをやることになりました。
そもそも話すのが苦手で音楽や絵で表現するようになった私がMCをしたり、
6月25日の下北モナレコのリリースパーティでは初のアンコールをいただいたりしました。
いつかバンドでライブでアンコールをいただいたときに演奏したいと思って、
shabelとして一番最初に作った曲「encore」を弾くという夢も叶いました。
最初、自分の頭の中にしかなかった音楽の断片を、必死で練習して曲にして、
恥ずかしながらベースのぺいじゅんに最初大学の卒業ライブでオリジナルやらないかって
声をかけてバンドとしてはじめたshabelの音楽が、
こうして今多くの人の耳に届いていて、
SNSで検索すると誰かがshabelのことをつぶやいてくれていたりして、
もしかしたら今この瞬間もshabelを聴いてくれている人がいるかもしれないのです。
こんなの、もっと試してみたくなっちゃうじゃないですか!
今は次の新譜製作に向けて走り出しています。
今一番やりたいことはとにかく練習することです。
ピアノを弾くことにおいて悔しいことに課題がたくさんあるので、
とにかく、自分が思い描いている音を自信を持って弾けるようになりたいです。うまくなりたいです。
そしてたくさん曲を作って、自分にしか出来ないことを、自分だから作れるものを、
ひたすらに極めていけたらいいなと思います。
しかし、本当に色々ありすぎてたくさんの人を巻き込んでしまったなとも思います。
家族の支えがあって、周りの支えがあって、私はこうして活動できています。本当に感謝です。
でも、本当にやりたかったら人も巻き込んでやっちゃうんだなあとも感じていて、自分で自分に驚いています。
私と関わってくれている人には本当に感謝です。
SEとして続けている仕事ももう6年目で忙しくなってきちゃったけど、
私は自分を消したくなくて、「私だからこそ出来ること」を続けたくて、次に繋げたくて、
どれも妥協したくなくて、今やらなかったらやらない自分になっちゃうかもって、
欲張りにやりすぎてときどき「わー」ってなっちゃったけど、
ここまで頑張ってよかったなって今心から思います。
やーそれにしても今週、ようやくしっかりと呼吸ができた気がします。
『苦しくなったら深呼吸』って心がけてはいたけど、それは意識的にやっていたもので、
そうじゃなくて心から一息つけたのはどれぐらいぶりだろうか!
最後に、渋谷タワレコインストアライブでも話したことを◎
私は、昔から人とうまくしゃべれないこととか、伝えたいことが伝えられなかったりして、
誤解させて人を傷つけてしまったりしたり、思わぬ方向に解釈されしまうことが多いので、
何か作って、とか、成果を出して、とか、そういう風にして人と繋がることがほとんどでした。
人自体は大好きで面白いから、話しかけてはしまうんですけどね!
でも、ピアノをやってたおかげでたくさんの友達が出来ました。
だからすごくピアノにはめちゃくちゃ感謝していますし、
何よりピアノを習わせてくれた親に感謝しています。
思い返すと、ピアノを弾いていなかったら繋がれなかった人は本当にたくさんいます。
ピアノをやって、音楽が大好きになったから
人から明るいと言ってもらえる人間になれたんじゃないかなって思います。
基本的に「何か」を作っている間は夢中になれるので、
作る仕事なら割と何でもいいかもって思っていたけど、
そのなかでも曲を作る仕事に就きたくて、
就活のときはゲームや映像音楽の会社を第一志望として目指しました。
でも、目指してゆく過程で、私は言葉に出来ないものをそのまま音にしているようなところがあるから、
作り込みの音楽じゃなくて、どんなに自分がピアノがへたくそでも、
リズムがとれなくても、自分の手で弾いて、音楽で繋がれた人と
一緒に曲を作って、人間らしい音を作りたいなって思ったんです。
今は楽器が弾けなくてもパソコンで音楽が作れる、楽しめる時代です。
本当にすばらしいことだって思います。そう考えると私がやっていることは今らしくはないけど、
逆に自分はアナログに自分から生まれた音楽を、自分の手で弾いて、
そういう音楽を残してゆきたいなっていう風に思っています。
大学4年の春、作ってる曲がよくわからなくなって、
気づいたら狂ったように描き始めていたのが絵です。
そしたらすごい楽しくなってしまった。
私は絵で表現できないものを音にするようになり、
音で表現できないものは絵で表現するようになってゆきました。
結果として音も絵もどちらも自分にとって必要な表現の形になっています。
どっちもやってないと回っていかなくて、もうちょっとシンプルに生きたいけど生きられないし、
お手本になるような人も見つかっていないから、とにかく
これからも自分は自分を続けていきたいなと思います。
2016年下半期も物凄い濃厚になりそうです。
というか濃厚にします!
どうかこれからもたかはしを応援してくださると幸いです。
※あ、『Restructuring of shabel』在庫わずからしいので
気になったらタワレコへ是非。。。!
次のブログはたぶん年末です!ブログじゃないじゃん!って感じですね。
そのほかはTwitterやらFacebookでぽろぽろつぶやきます。
年末またぶわっと文章を書けるようにまた半分過ごしたいなと思います。
2016(上)、終わり!
2016.6.30 髙橋 麻佑
コメントをお書きください
Yuki Heins (水曜日, 01 2月 2017 20:15)
With havin so much content do you ever run into any problems of plagorism or copyright infringement? My website has a lot of completely unique content I've either created myself or outsourced but it seems a lot of it is popping it up all over the web without my agreement. Do you know any solutions to help protect against content from being ripped off? I'd genuinely appreciate it.
Susie Tenaglia (土曜日, 04 2月 2017 01:54)
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